毎年9月1日から3日まで富山市八尾町で「おわら風の盆」が開催され3日間で約20万人の見物客が訪れる。JR西日本ではこの大勢の見物客を運ぶため臨時列車を大増発する。2009年度は高山用線のキハ120が4連2編成3連1編成、キハ58系4連1編成が使用される他、富山地域鉄道部高岡運転派出のキハ47系+キハ40形4連2編成、京都総合運転所の波動用キハ65系エーデルタイプ4連2編成が投入された。 特急では大阪−越中八尾間に京都総合運転所のキハ181系5連を使用した特急「おわら」が運転された。富山−越中八尾間の臨時列車は途中駅で行き違いのための運転停車はするが、客扱いをしない快速列車として運転された。富山地域鉄道部富山運転センターにはキハ120形が11両在籍するが4連2編成以外はおわら期間中は主に午前中2連で運転され、午後3連で運転された。 婦中鵜坂駅がキハ120形4連分の長さしかないため、キハ120形は定期列車、借り入れ20m車は臨時快速として運転された。キハ120形は他形式との併結はできない仕様となっている。2009年は3日間とも平日で例年の様に特急以外で5連の列車は見られなかった。