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HP「北陸の私鉄」今日の壁紙


射水市 足洗潟公園の更埴市(千曲市)から新湊市(射水市)に送られた杏子
2025/03/29 撮影
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今日の列車(富山地方鉄道富山市内軌道線)

富山駅に到着する7015富山駅行き 2019/07/08 撮影
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今日のダム湖


上越市柿崎区松留にある新潟県営柿崎川ダムかがやき湖  2011/10/29 撮影
左岸の非常用洪水吐からダム湖
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今日の植物

富山県立大学の畑に咲くヒマワリ 2015/07/31 撮影
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庄川峡と迫力放流、一望 砺波、小牧ダムの広場開放
2025年4月16日  21:36
 小牧ダム(砺波市庄川町小牧)の左岸側の下流にある広場が展望スペース
として整備され、4月16日、一般開放が始まった。かつて「東洋一」と呼
ばれたダムのスケールを体感し、庄川峡を一望することができる。ダムで1
年間貯蔵し、熟成させた地元の日本酒とみそも披露された。砺波の新たな観
光資源としてアピールしていく。(黒川舞弥)

 小牧ダムは氷見市出身の実業家、浅野総一郎が建設に携わり、1930年
11月に完成した。高さ79.2m、堤頂の長さ 300.8mで、建設当時は
東洋一の規模を誇った。

 広場の面積は約3千平方メートル。木材を運搬するための貯木場として使
われ、近年は資材置き場になっていた。管理する関西電力が地域の観光振興
に協力しようと、2023年から柵や看板、階段に手すりを設置するなど整
備を進めてきた。新たに名称を小牧ダム下流広場「FreeDAM(フリー
ダム)コマキ」とし、雪がない4〜10月末の期間中、9時〜17時まで開
放する。

 広場のオープニングセレモニーには、関電や地元の関係者30人が出席し
た。関電庄川水力センターの田村友一所長が「多くの人に壮大な歴史を持つ
小牧ダムを見てもらいたい」とあいさつ。市観光協会の五島辰夫会長が「砺
波の大きなブランドになれば幸い」と述べ、テープカットした。

 市観光協会と庄川峡観光協同組合が、関電の協力を得て取り組む「食品熟
成プロジェクト」の24年度分の商品も発表した。24年3月からダムの地
下16mにある点検用通路で熟成した若鶴酒造(三郎丸)の純米吟醸と、紺
田糀(こうじ)・味噌(みそ)醸造所(庄川町天正)のこうじみそを披露。
「まろやかな味わいに仕上がった」と紹介した。出席者は迫力あるダムの放
流を眺めながら味を確かめた。

 純米酒は18日から道の駅砺波で50本、22日からは2025となみチ
ューリップフェアの主会場となる砺波チューリップ公園で150本販売する。
みそは18日から道の駅砺波で200個取り扱う。

小牧ダム下流広場の開放に合わせてテープカットする関係者


放流するダムと一般開放が始まった下流広場=砺波市庄川町小牧


小牧ダムで貯蔵し熟成させた日本酒(左)とみそ
記事・画像:北日本新聞から



小牧ダム湖                ダム湖の風景・小牧ダム湖
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小牧ダム堰堤
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FreeDAMコマキ上の桜
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小牧と大牧温泉を結ぶ定期遊覧船「クルーズ庄川」
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