富山市内軌道線の車庫は富山市営軌道時代は桜町にあった。その後1951(昭和26)年10月10日にバス車庫があった現在富山ゴールデ
ンボールとなっている千歳町に移転した。1967(昭和42)年12月30日に現在地に移転した。正式名称は堀川車庫。現在は大町になって
いるが、かつては駅名も堀川新だった。現在上滝線朝菜町駅付近に堀川町が残っている。
 ここに7000形10両、8000形5両、9000形3両、T100形4両を収容する。検収庫は4両収容でき検収用のピットがある。
 2009年に検収庫が増築され、洗車台も延長されイメージが大きく変わった。検収庫前の上滝線側に洗車場があり、上滝線に沿って車両を
置く側線がある。軌道線除雪用にデ3533が置かれていたが廃車となり、軌道線の除雪は通常道路用のグレーダーで行われる。
 市内電車の塗装は稲荷町工場で行われるため、不二越線をDL2やDL3に牽引されて往復する。市内電車の全面広告は次々に契約切れにな
り、オリジナル塗装に戻されている。こんなところにも不況の影響が出ている。


歩行者・自転車用踏切から入出庫口

出庫待ちするデ7016

歩行者・自転車用踏切から車両基地

出庫するデ8001

入出庫口と車両基地の間にある洗車機

上滝線側の側線

検収庫前の洗車台

車庫西側デ9003

市電牽引機DL-2

市電牽引機DL-3

検収庫増設前  2008/11/11

16010形・10030形台車DT32   2008/11/11

解体されたデ3533とデ3534   2002/08/03

稲荷町工場へ出発

DL2と7017の連結

稲荷町工場に到着

除雪板を付けたDL−3

市電牽引機DL−2

車庫東側の8004

車庫西側の7017ビール電車