T100形は2010(平成22)年4月に老朽化した7000形の置き換え用として1編成導入された。3車体連接2台車の超低床車両で愛称はS
ANTRAM(サントラム)。アルナ車両製の純国産超低床車両リトルサンダーシリーズで、同型車に豊橋鉄道のT1000形がある。標準軌では長崎
電気軌道と鹿児島市交通局でも走っている。
 実際に乗ってみると揺れが激しく車内の騒音も大きく、9000形とは大違いで8000形よりも乗り心地は悪い床は9000形のように全面フラ
ットではなく
名前の通り小さな(リトル)段差(ダンサ)がある。段差はスロープになっている価格も2億4000万円で9000形より高い。
 市内電車を利用する年寄りには足腰の悪い人も多く、7000形や8000形に乗るのは大変そうで、そのような人には対しては超低床車両は優れ
ている。
 2013(平成25)年2月に2号車のT102が導入された。2号車はゴム製バネ使用で上下振動と室内騒音は改善されたが、揺れはまだ残ってい
る。新設軌道の富山大橋では全く揺れないので軌道が悪いのが揺れの原因。2015年3月にT103
2017年11月にT104が導入されてい
る。
 


富山駅を発車したT103大学前行き   2015/05/31
 
T101

2022/08/21   岩瀬浜ー競輪場前
 

2019/01/06   県庁前ー丸の内
 

2016/03/27   新富町
 

2016/11/21   堀川小泉
 

2014/10/26  地鉄ビル前
 

2014/06/19  南富山駅前
 

2015/07/12  南富山駅前
 

2010/05/08  地鉄ビル前
 

 

T102

2022/03/16   富山駅
 

2020/03/26   蓮町駅
 

2016/08/18   富山駅
 

2019/10/23   地鉄ビル前
 

2014/09/14  地鉄ビル前
 

2016/05/12  富山駅
 

2016/12/12  西中野
 

2018/03/12  富山駅−電鉄富山駅エスタ前
 

 

T103

2022/03/16  富山駅−電鉄富山駅エスタ前
 

2019/07/08  富山駅−電鉄富山駅エスタ前
 

2016/03/27  グランドプラザ前−中町(西町北)
 

2016/10/30  国際会議場前−大手モール
 

2015/05/31  電鉄富山駅エスタ前−富山駅
 

2015/07/12  南富山駅前
 
T104

2023/06/01  富山駅
 

2020/03/26 荻浦小学校前駅
 

2018/03/12  電鉄富山駅エスタ前−富山駅
 

2018/03/12  富山駅
 

2018/03/12  南富山駅前−大町
 

2018/03/12  南富山駅前
 

T104運転台
 

T104車内
 

T103運転台
 

T101運転台
 

T101車内
 

T101車内  降車口
 

T101降車口のICカード読み取り機と運賃箱
 

T101車内  乗車口付近
 

T101車内の案内表示器
 

T101車内の銘板
 

T101車外の銘板
 

T102車内の案内表示器
 

T102車内
 

T102車内の車いすスペース
 

ドカ雪の時は運休 T101   T102
 
   

T100形


軌  間:1067mm
架線電圧:直流600V
車両構成:3車体2台車連接 両運転台 ワンマンカー
自  重:23.0 t
定  員:74名(座席定員29名)
車両寸法:L16200mm×W2400mm×H3850mm
床面高さ:350mm〜480mm
台  車:2軸ボルスタレス台車
主電動機:三相交流誘導電動機  85kW×
2
駆動方式:車体装架直角カルダン駆動
制御装置:VVVFインバーター制御
制動装置:電気指令式空気ブレーキ
     発電/回生併用電気ブレーキ
冷房装置:屋根上設置形交流式ユニットクーラー 14500kcal×2




荒町電停に到着するT103環状線