最終更新日:2016/12/31
最終取材日:2016/03/21

ほくてつかなざわ
路線:北陸鉄道浅野川線
北鉄金沢 → 七ツ屋
所在地:石川県金沢市堀川新町1−11

地下駅の北鉄金沢駅

停車中の8900系普通内灘行き
 北陸鉄道浅野川線は北鉄金沢−内灘間6.8kmの路線である。地元の
材木商平沢喜太郎が浅野川電気鉄道を設立し、1925(大正14)年5
月10日に七ツ屋−須崎間を開業した。北鉄金沢駅の前身、金沢駅前が
開業したのは1926(大正15)年5月18日である。
 小型の旧型電車が走っていたが、1996(平成8)年の1500V昇
圧時に京王電鉄井の頭線の3000系に全て置換られた。北陸鉄道では
8800系、8900系となっている。
 2001(平成13)年3月28日に北鉄金沢−七ツ屋間が新線に切り
替えられ駅は北陸初の地下駅となった。旧北鉄金沢仮駅のホームは短く
15mの旧型車2両がやっとホームに掛かるという長さだった。その名
残か、地下新駅となった当初は8900系の一番改札口寄りのドアだけ
開いて乗客は電車の中を歩いて移動するようになっていたが現在はすべ
てのドアが開く。
 新線切り替え時に列車時刻も改正され、北鉄金沢−七ツ屋で1分の時
間短縮が行われている上り列車は北鉄金沢−内灘間で2分の短縮となっ
ている。
 北陸鉄道バスではIC乗車券「ICa」が使用されているが、鉄道線
でも有人駅では使用でき、改札口に読み取り端末が設置されている。鉄
道線はICa定期券のみ使用可能。
 使用できるのは北鉄金沢の他、鶴来、野町、内灘の4駅。本格的使用
は電車にも車載機が取り付けられた後か。
 地下駅であるが駅のすぐ横は開放空間になっていて小公園が造られて
おり、そこからJR系の商業ビル「金沢フォーラス」が見える。
  

開放空間の小公園

地下駅の北鉄金沢駅

県道146号線側の北鉄金沢駅への入口

金沢駅東口バスターミナルと北陸鉄道バス

車内から七ツ屋駅方向

七ツ屋駅側から地下駅への入口

駅名標

ホーム

窓口と改札口

改札口のICカード読み取り機

券売機

窓口上の時刻表

待合室と飲料自販機

ホームから改札口方向

ホームから七ツ屋方向

2番線車止め

コンクリート道床・ATS地上子

待合室と改札口

券売機上の運賃表

のりば案内と発車時刻案内

駅銘板

鉄金沢駅案内板

イベント広場

イベント広場の百万石祭り参加者

駅前から金沢フォーラスビル

JR駅への階段とエスカレータ

JR駅への階段とエスカレータ

JR・IR金沢駅東口

JR・IR金沢駅東口の鼓門

北鉄金沢仮駅  2001/04/01

8800系急行内灘行き  2000/03/20

仮駅側から七ツ屋駅方向  2001/04/01

8900第2編成急行内灘行き  2001/04/01

8912のヘッドマーク  2001/04/01

8900第1編成普通野町行き  2001/04/01

2番線に停車中の8800系第1編成

1番線に停車中の8900系第2編成

2番線に停車中の8800系第2編成