最終更新日:2017/02/13
最終取材日:2013/04/29
きたご
路線:福井鉄道福武線
スポーツ公園   北府  たけふ新
所在地:福井県越前市北府2丁目

北府駅舎

停車中の770形772+773普通越前武生行き
 北府駅は福武線が武生新(現越前武生)駅から神明駅まで開通した1924(大正13)年2月22日に 西武生駅として開業した。2006年
のLRT化でホームは嵩下げされている。
 2010年3月25日に現駅名の北府に改称された。駅名変更に伴い駅名表示板も新しいものが取り付けられ、880形と越前市は紫式部公
園の紫式部像と武生菊人形が描かれている。鯖江市内は西山公園のツツジとレッサーパンダだが、サンドーム西のみツツジの代わりに福井サン
ドームが描かれている。福井市内は市の花であるアジサイが描かれている。
 北府駅は起点の越前武生駅からS字カーブを500mの所にある。ホームは相対式でカーブ上にある。駅舎側が福井方面、警報機と遮断機の
付いた構内踏切を渡って反対側が越前武生行きになっている。えちぜん鉄道三国芦原線と相互乗り入れ開始後は乗入れの急行列車が行き違いす
る。遅延が発生した場合も行き違いが行われる。
 駅舎は老朽化していたため、駅舎改修が行われ2012(平成24)年3月15日から供用開始した。駅前に新しい駐輪場が設置された。駅舎
内の駐輪場は福武線鉄道ミュージアム・ギャラリーとして整備されている。トイレも水洗式の多機能トイレに改修された。
 ここには福井鉄道の本社と車両基地、車両工場がある。車両工場は大正時代に建てられたもので
車両の定期検査修繕
塗装が行われている。
バスの車庫も駅近くにある。北府駅からJR北陸本線にかけては工業地帯となっており車庫寄りの側線には電気機関車とディーゼル機関車が留
置されている。
 保線作業や除雪作業にはディーゼル機関車が使用され、電気機関車の活躍の場は少ない。デキ11は貨車の車体を持つ変わり種である。
 かつての木造の本社は取り壊され、跡地は60台規模の県営のパーク&ライド駐車場となっている。以前社員駐車場だった場所は駅前広場に
なり、福鉄バスの本社だった鉄筋コンクリートの建物が福井鉄道本社になっている。
 駅から北陸北線を越え日野川の豊橋を渡って約1kmの所に
福井県立武生高校がある。福井鉄道と北陸本線の間に信越化学工業武生工場と磁性
材料研究所がある。駅の南側には
越前市立武生東小学校、越前市立武生東保育園がある。
 北府駅は、2010(平成22)年春にソフトバンクのCMの舞台となり、ソフトバンクから北府駅にお父さん犬のぬいぐるみが贈られ、北府駅
の名誉駅長に就任した。CMで大きな注目を集めたことから、大正時代の風情あふれるレトロな駅舎をそのまま生かして改修を行い、2012
年3月24日に竣工式が行われた。ソフトバンク契約者は北府駅で同社のWiFiを無料で使用することができる。

福井鉄道のあゆみ展示パネル

タブレット閉塞機の展示

越前武生行きホームから駅舎

発車した776+777普通田原町行きとイベント用車両モ602

田原町方面ホームから田原町駅方向

田原町方面ホーム越前武生駅方向

田原町方面ホームの駅名標

越前武生方面ホームの駅名標

田原町方面駅ホーム

越前武生方面ホーム

越前武生駅側の構内踏切

構内踏切から田原町駅方向

構内踏切から越前武生駅方向

改修前の駅舎  2010/04/04

駅舎内の駐輪場  2010/04/04

発車した200形田原町行き  2000/07/02

改修前の駅舎内  2006/10/14

改名前の駅名表示板  2006/10/14

解体前の福井鉄道本社  2006/10/14

田原町方面ホームの待合室

ホームから車両工場

車両工場前の福井鉄道バス

駅舎前ホームのスロープ

駅舎とホームの出入口

駅舎の待合室

待合室の飲料自販機

待合室の時刻表と運賃表

北府駅案内図

駅舎の鉄道ミュージアム入口

鉄道ミュージアム展示室

鉄道用品の展示

中日新聞北府駅航空写真

駅舎の駅銘板

駅前の駐輪場

駅前広場

本社跡の県営駐車場

県営駐車場への入口

福武線鉄道ミュージアム案内板

駅前から寺町(本町)方向

福井鉄道本社

本社車庫の福鉄バス

県営駐車場から車両工場

留置線兼車両展示場

側線のイベント用車両モ602

側線の電気機関車デキ3

車庫裏側の業務用車両

発車した888+889普通田原町行き

到着する886+887普通越前武生行き

発車した776+777普通田原町行き

発車した776+777普通田原町行き

到着する882+883普通越前武生行き

到着する772+773普通田原町行き