スポーツ公園駅は家久−西武生間の新駅として２０１０(平成２２)年３月２５日に開業した。新駅開業はハーモニーホール駅以来１３年ぶり
で、スポーツ公園駅は２００８年度に国の認定を受けた地域公共交通総合連携計画に基づいて整備された。
　ホーム延長４０ｍの無人駅で、ホーム待合所の壁は福井県産間伐材や越前和紙を使ってデザインされている。スロープや車いす対応トイレも
設置され、パーク＆ライド駐車場を備えている。約２５００万円の建設費全額を国と県が補助し、年間４０００人の利用が見込まれている。
　開業時工事中だった県道２１２号線跨線橋も完成し、高架下の駅となっている。県道２１２号線は国道８号線と旧８号線の県道２８号線を結
ぶ４車線道路で家久スポーツ公園に繋がる。家久スポーツ公園は北陸本線の列車からすぐ傍に見える。駅から家久スポーツ公園へは駅近くの北
陸本線に踏切がないため跨線橋が完成する前は６００ｍくらいあった。武生側には信越化学と関連会社の工場が建ち並んでいる。
　越前市家久スポーツ公園は敷地総面積５１００�uの総合運動公園で、コミュニティーセンター柳荘、温水プール、ソフトボール場、庭球場、
自由広場、ジョギングコース、子供の遊び場などがある。