最終更新日:2016/11/11
最終取材日:2016/10/30

まるのうち
路線:富山地方鉄道市内軌道線
県庁前丸の内 諏訪川原
国際会議場前
所在地:富山県富山市丸の内

大学方面・環状線電停

発車したデ9001環状線
 丸の内は名前の通りかつては城の中だった。電停前には丸の内ビルが
あり北陸銀行丸の内支店が入っている。近くに富山城趾、富山国際会議
場、富山市立図書館、富山市民プラザ、ANAクラウンプラザがあり、
これらの施設への最寄り駅となっている。
 富山市民プラザでは毎年、鉄道の日前後の金、土、日曜日に富山レー
ルクラブの鉄道展が開催される。
 2009年12月23日に環状線が開業し、電停は環状線の新設区間
と同じ様式になった。乗り換えの利便性を良くするため、南富山駅前方
面の電停が向側に移動されたが供用開始は開業には間に合わなかった。
 富山城址公園の天守閣のように見えるのは空襲を受けた富山市街の復
興事業完了を機に、1954(昭和29)年に富山城址で富山産業大博覧
会が開催された。その時に天守閣を模して記念建築物として建設された
もので現在は富山市郷土博物館として使用されている。近年修復され、
更に規模を倍増する為に増築工事が行われた。
 富山市は1998年から公園のリニューアルを進め、富山の魅力を伝
える施設が続々と誕生した。
 城址大通りに面する場所には、10代富山藩主・前田利保が隠居所と
して建てた千歳御殿の正門「千歳御門」が移築され、趣のある赤瓦が来
園者を出迎える。門をくぐれば富山の豊かな自然を表現した日本庭園が
広がり
2016年には庭園脇に明治期の茶室「碌々亭(ろくろくてい)
を移設した「本丸亭」が完成した。北陸新幹線開業後は観光客の姿も多
く富山の歴史と文化をゆっくりと楽しめる。
 富山城趾には越中富山藩第2代藩主前田正甫公の銅像が立っている。
前田正甫公は富山藩を確立し、また反魂丹などを製薬して諸国に広め越
中売薬の基礎を作った。
 富山藩は旧富山市(平成の大合併前)の限られた領域だったため、富山
県のほとんどは加賀藩の領域だった。そのため、富山藩と加賀藩では習
慣や方言が異なる。「まいどはや」は富山市以外では聞かれない。

大学前方面・環状線ホーム

発車したT102南富山駅前行き

富山市郷土博物館(模擬天守閣)と満開の桜

富山城趾公園日本庭園

ホームから県庁前駅方向

ホームから環状線・大学前方向

大学前方面・環状線駅名標

南富山駅前方面駅名標

大学前方面・環状線案内ディスプレー

南富山駅前方面ホーム

大学前方面・環状線電停

南富山駅前方面電停

横断歩道から大学前方面・環状線電停

横断歩道から南富山駅前方面電停

環状線・大学前方面のポイント

富山丸の内合同庁舎

北陸銀行丸の内支店

電停から国際会議場とANAホテル

電停付近から富山城趾

城趾の前田正甫公銅像

松川遊覧船

デ7013南富山駅前行き  2000/10/21

デ8001南富山駅前行き  2001/10/21

デ7016大学前行き  2003/10/18

発車したデ9001環状線

発車したデ8004大学前行き

停車中のデ7023大学前行き

停車中のデ8003大学前行き

停車中のデ7019南富山駅前行き

到着するデ9002環状線

発車したデ9003環状線

安住橋を渡るデT102南富山駅前行き

到着するデ9003環状線

到着するデ8002南富山駅前行き

到着するデ9002環状線

到着するデ8004南富山駅前行き