最終更新日:2019/12/15
最終取材日:2019/10/28

にしとやま
路線:JR西日本高山本線
富山 ← 西富山 → 婦中鵜坂
所在地: 富山県富山市寺町4区字中田1186番地

西富山駅舎

到着するハハ120-350猪谷行き
 西富山駅は高山本線の富山−越中八尾間が開通した1927(昭和2)
年9月1日に開業した。高山まで全線が開通したのは1934(昭和9)
年10月である。ホームは相対式だが、今まで2番線は使用されていな
かった、2006年10月21日高山本線活性化社会実験が始まり

車本数が1.5倍に増発された。それに伴い西富山駅の行き違いが復活
した。
 駅舎側1番線が猪谷方面反対側2番線が富山方面となった。今までも
「おわら風の盆」の時は富山行きの臨時快速列車行き違いのため運転停
車していた。駅舎近くの反対側ホームへの踏切は警報機も無くなってい
て階段は板で塞いである。反対側ホームへ渡る踏切は今までのものは使
用されず、猪谷側のホームの端にスロープ付きで遮断機と警報機の付い
た踏切が新設された。
 駅舎からは遠く、お年寄りには負担となっている。ただ、富山方面の
乗車位置は新設の踏切近くに変更されホーム上に待合室が新設された。
現在、けやき台団地側からホームへ入ることはできない。婦中鵜坂もそ
うであるが、新興住宅団地は小さい子どもが多く事故防止のために柵で
厳重に進入を防いでいるのか? 無人駅となった時改札口は撤去され、
待合室には自動券売機が設置されている。
 富山大学、富山商業高校の最寄り駅。駅近くまで呉羽丘陵が迫ってお
り近くに自然公園を造る計画もある。
 駅周辺は住宅団地が多く学生アパートも多く見られる。駅の西側は寺
町から分離した寺町けやき台という別町名になっている。
 駅から約1km西側に白鳥城址があり、県道59号線踏切近くに白鳥
神社がある。白鳥城は1585(天正13)年豊臣秀吉に敵対した富山城
主佐々成政に対する越中攻めで、秀吉の本陣となった。ここからは今で
も富山市内が一望できる。白鳥城近くに保養施設呉羽ハイツがある。
 呉羽山公園展望台からは富山市街地と立山連峰が一望でき、冬の晴れ
た日にはアマチュアカメラマンが大勢訪れる。

呉羽山白鳥城址展望台から富山市街

呉羽山白鳥城址から西富山−婦中鵜坂間を走るキハ120系猪谷行き

呉羽山展望台から立山連峰 白馬岳から太郎山まで呉羽山

ホームから富山駅方向

ホームから婦中鵜坂駅方向

1番ホームの駅名標

2番ホームの駅名標

2番ホーム乗車位置

2番ホームの待合室

婦中鵜坂駅側端の構内踏切

1番ホームの駅舎付近から婦中鵜坂駅方向

駅舎の待合室

駅舎の券売機

駅舎の入口

パーク&ライド駐車場

白鳥城址を示す石碑

保養施 設呉羽ハイツ

呉羽ハイツから電波塔群 富山県全域カバー

改修前の駅舎  2006/06/25

改修前のホーム  2006/06/25

改修前の駅舎待合室  2006/06/25

のりば案内図

改修されたトイレ

駐輪場

駅前通り

停車中のキハ120形猪谷行き

発車したキハ120形猪谷行き

発車したキハ120形猪谷行き