最終更新日:2018/07/24
最終取材日:2011/08/27

おうみしおつ
路線:JR西日本北陸本線
新疋田 ← 近江塩津 → 余呉・永原
所在地:滋賀県長浜市西浅井町余245

近江塩津駅舎

4番線から発車する223系新快速米原経由播州赤穂行き

 近江塩津駅は北陸本線の木ノ本駅−敦賀駅間が柳ヶ瀬経由から深坂トンネル経由の新線に切り替えられた、1957(昭32)年10月1日に開業した。1974(昭和49)年7月20日に湖西線が開業し乗り入れている。
 ホームは1番線が湖西線京都方面、2番線が待避線、3番線が北陸本線敦賀方面、4番線が北陸本線米原方面となっている。0番線にはホームが無く湖西線から敦賀方面への特急列車が通過する。2番線は特急の通過待ちと、米原−近江塩津駅の列車の降車ホームとして使用する。
 敦賀側に引上線があり、折り返し列車は一旦引上線に入り、列車の合間に4番線へ入線する。湖西線から米原方面へは同一ホームで乗換できるが、米原方面からの折り返し列車から敦賀方面へは連絡通路を渡る必要がある。
 北陸本線の特急列車「しらさぎ」は敦賀方面は3番線、米原方面は4番線を通過する。湖西線の京都方面への特急列車は1番線を通過する。 簡易依託駅のため、列車の遅れが発生した場合、信号係が1番線ホームに立ち、無線と白旗で通過列車に指示を出す。
 ICOCAなどのIC乗車券が使用できるのは当駅までで金沢支社管内の新疋田駅から先は使用できない。IC乗車券で乗車して敦賀方面へ向かう場合は一旦改札で読み取り端末で処理する必要がある。2018年9月15日からはIC乗車券で金沢まで乗車できるようになる。
 駅舎は「海道・あぢかまの宿」との合築となっている。「あぢかま」とは鴨の別名。駅のある場所は山の中だが、駅前の国道8号線を南へ走ると琵琶湖の北端に出る、かつてここに港(津)があり平安の頃より、北陸・越後から運ばれてくる海産物、特に塩の輸送の重要な中継地だったため塩津の地名となっている。道の駅「塩津海道あぢかまの里」がある。


3番ホームから新疋田駅方向

2番ホームから余呉・永原駅方向

3番ホーム駅名標

2番ホーム駅名標

1番ホーム駅名標

3番ホーム駅名標

2番ホームから新疋田駅方向

3番ホームから新疋田駅方向

2番ホームから余呉・永原駅方向

ホームへの地下通路

地下通路入口のICOCA改札機

地下通路入口のICOCAチャージ機

駅舎窓口とホームへの出入口

駅舎の入口

駅舎の駅銘板

近江塩津駅舎

駅舎のモチーフとなった元造り酒屋「沢屋」

琵琶湖塩津港遺構      画像:滋賀県

485系特急しらさぎ名古屋行き  2000/08/14

485系特急S雷鳥富山行き   2000/08/14

引上線へ向かう223系当駅折返列車

1番線を発車した223系新快速網干行き

4番線を発車した223系新快速播州赤穂行き

3番線を通過する683系特急しらさぎ富山行き