最終更新日:2020/02/23
最終取材日:2008/04/06
わかさほんごう
路線:JR西日本小浜線
加斗 ← 若狭本郷 → 若狭和田
所在地:福井県大飯郡おおい町本郷153-1

若狭本郷駅舎

若狭本郷駅
ホーム

 若狭本郷駅は1921(大正10)年4月3日に小浜線が若狭高浜駅ま
で開通時に開業した。ホームは相対式で線番は表示されていない、駅舎
側が2番線が東舞鶴方面、跨線橋を渡って1番線が敦賀方面となってい
る。北口は無いが小浜駅側に地下道、東舞鶴駅側に国道と線路を跨ぐ歩
道橋が設置されている。
 現在の駅舎は1990(平成2)年に開催された国際花と緑の博覧会で
展示されていた「風車の駅」を移築したものである。この時、花博会場
を走っていたSL義経号も引き取り敦賀方面ホーム裏手の国道27号線
沿いに展示保存されている。風車会館としても親しまれおりおおい町観
光協会
もこの館内にあり、おおい町から駅務を受託している。
 みどりの窓口も設置され窓口の営業時間は7時から18時30分まで
で端末はMR12が設置されている。
 大飯町は2006年平成183月3日に名田庄村と合併して、おおい
町となった。
 1970年代から建設が始まった大飯原子力発電所(1〜4号機の4
機で最大出力471万kw)の誘致を機に財政力指数が全国市区町村で1
0位以内の常連となった財政背景から様々な整備が行われ、上水道、下
水道、ケーブルテレビおよびブロードバンドインターネット接続の世帯
普及率は100%を達成している。また駅の移築も財政力によるもので
役場なども立派である。

 利用者減少から無人駅となる駅が多い中、原発街道の小浜線沿線は小
駅でも依託駅が多い。
 小浜線は本数が少なく不便なため、京阪神地区との行き来は高速バス
が担っている。駅前には福鉄バス、高速バスコミュニティバスの「ふれ
あいバスにこにこ」のバス停がある。コミュニティバスは駅前から大島
半島へ向かう路線と県道1号線を綾部市方面へ向かう2路線がある。
 発電所のある大島半島は長年陸の孤島と言われていたが発電所建設の
ために1974年6月に若狭本郷駅付近の国道27号線沿から青戸入江
を跨ぐ「青戸の大橋」が完成し渡船での連絡から解放された。現在は、
その後整備された県道266号で高浜町からも行くことができる。
 駅前には小浜信用金庫大飯支店、JAわかさ大飯基幹支店があり、J
Aわかさの南側におおい町役場がある。駅の舞鶴側国道27号線沿いに
総合運動公園が整備されている。
 1番線側に、おおい町情報交差点「ぽーたる」がある。国道27号線
と小浜線の間にある「ぽーたる」には大阪花博で運行していた実物大の
SL義経号が展示保存され、中には、お土産コーナー、特産品コーナー
軽食コーナーがあり、パノラマ鉄道模型が楽しく動き、おおい町の紹介
を行ってる。毎週日曜日には、旬の市が10時から13時まで開催さ
れ、新鮮な野菜などが販売されてる。休館日は毎週月曜日で、祝日の場
合は翌日。

駐輪場と桜の古木

列車内から青戸の大橋

ホームから加斗駅方向

ホームから若狭和田駅方向

敦賀方面ホームの駅名標

東舞鶴
方面ホームの駅名標

東舞鶴
方面ホームの柱用駅名標

敦賀方面ホームから東舞鶴
方面ホーム

敦賀方面ホームから加斗駅方向

情報交差点
ぽーたるの義経号レプリカ

駅舎からホームへの出入口

窓口

改札業務は行わない

駅前のバス停と福井鉄道バス

車窓から大島半島

車窓から大島半島

車窓から赤礁埼灯台と内外海半島の先端

列車接近警報表示機

管理駅からの放送装置

東舞鶴
方面ホームの待合室

時刻表と券売機

自販機コーナー

ホーム側駅舎入口

駅舎入口の停車場中心柱

駅舎入口

風車会館側のスロープ

駅の南北を結ぶ地下道入口

駐輪場

3路線が乗り入れる

ふれあいバス「にこにこ」

駅前のモニュメント

JAわかさ大飯支店

小浜信用金庫大飯支店

若狭和田駅側の歩道橋

駐車場入口の観光案内板

情報交差点ポータル

ぽーたる駐車場