最終更新日:2025/09/18
最終取材日:
2016/01/03

ほんぐう
路線:富山地方鉄道立山線
有峰口  本宮 → 立山
所在地:富山県富山市本宮

本宮駅舎

到着する14760系14771+14772普通電鉄富山行き
 立山線の前身の富山県営鉄道が粟巣野まで開通した1937(昭和1
2)年10月1日に開業した。富山県営鉄道は富山県が常願寺川の治水
と電源開発を行うことになったため設立された。粟巣野開通時に600
Vから1500Vに昇圧された。当時は本宮と粟巣野の間に芦峅寺駅が
あったが付近に民家はなく、常願寺川対岸の芦峅寺集落へは行くことが
できなかった。粟巣野駅は千寿ヶ原鉄橋手前に立山仮駅ができるまで終
着駅だったが1981年に廃駅となった。
 対岸の芦峅寺に「まんだら遊苑」があるが、立山大橋を渡る場合でも
大きく迂回せねばならず最寄り駅は千垣駅となっている。
 ハイキングなどでは帰路に立山大橋を渡って本宮駅を利用することが
できる。
 本宮駅はかつて相対式ホームの交換可能駅だったが現在は片面ホーム
となっているが線路やホームは残っている。廃止ホーム側に高尾建設
本社工場がある。ここから立山駅までは 約5kmだが、急勾配、急曲線
のため10分かかる。冬季はこの駅より先立山駅までは乗客なしの列車
も多い。
 立山駅側の踏切を渡って急坂を登ると立山山麓スキー場となる。以前
は多くのスキーヤーがこの駅を利用したが、現在は電車でスキー場を訪
れる人はほとんどいない。この駅にバスの駐車スペースが無いため、ス
キー場へのバスも立山駅発着となっている。
 立山山麓スキー場には立山国際ホテル
ホテル森の風立山などの温泉
施設があるが電車で来た客の送迎は立山駅となっている。本宮駅は現在、本宮集落の人のみが利用する駅となった。
 立山山麓スキー場の先に立山山麓家族休暇村がある。娯楽坂山の山頂
に極楽坂山頂展望台と幸せの鐘〜ハッピーツイン・ベルがあり、立山山
麓が一望できる。ゴンドラリフトがあった頃は手軽に行けたが廃止後は
低山登山になってしまった。
 有峰駅口駅との間の常願寺川に国指定重要文化財の本宮砂防堰堤があ
る。砂防堰堤付近の県道67号線沿いに見学用の公園と歩道橋「心のか
けはし」が整備されている。有峰口駅の方が少し近いが、本宮地区の西
の外れにある。 
 
 

立山駅側の踏切から本宮駅

発車したの14760系14771+14775立山行き

極楽坂山山頂 展望台と東屋の間に「幸せの鐘〜ハッピーツイン・ベル」

重要文化財 本宮砂防堰堤

ホームから有峰口駅方向

ホームから立山駅方向

ホームの駅名標

電鉄富山駅側からホーム

立山駅側からホーム

立山駅側の踏切から本宮駅

駅名標

ホームへの出入口

電鉄富山駅側からホーム

停車中の電鉄富山行き

ホームから駅舎入口

待合室の時刻表と運賃表

駅舎への階段

駅舎入口から

ホームから駅舎入口

駅前の県道43号線スキー場方向

立山駅側の踏切

踏切から立山駅方向

踏切からスキー場方向

スリップ防止用砂置場

砂置場前から本宮駅

県道43号線有峰口駅方向

駅向側の高尾建設本社

県道67号線立山大橋

立山大橋越しに本宮駅方向

極楽坂山山頂の幸せの鐘〜ハッピーツイン・ベル

極楽坂山山頂展望台から立山大橋

極楽坂山山頂展望台からホテル森の風立山

極楽坂山山頂展望台から極楽坂スキー場

極楽坂山山頂展望台から芦峅寺集落

極楽坂山山頂展望台から毛勝三山

立山山麓家族休暇村

芦峅寺のまんだら遊苑の立山信仰布橋

重要文化財 本宮砂防堰堤

重要文化財 本宮砂防堰堤 橋は 心のかけはし

重要文化財 本宮砂防堰堤 旧副堰堤

重要文化財 本宮砂防堰堤

重要文化財 本宮砂防堰堤

重要文化財 本宮砂防堰堤と立山大橋

停車中の14764+14763電鉄富山行き

発車した14771+14772立山行き

発車した14771+14772立山行き