最終更新日:2018/06/08
最終取材日:2013/09/23

ほそろぎ
路線:JR西日本北陸本線
牛ノ谷 ← 細呂木 → 芦原温泉
所在地:福井県あわら市青ノ木40-43

細呂木駅舎

発車した521系237M敦賀発金沢行き

 細呂木駅は官設北陸線が小松まで開通した1897(明治30)年9月20日に開業した。ホームは島式で駅舎とは跨線橋で結ばれている。駅舎側が金沢方面、反対側が福井方面となっている。本線上に停車するので線番は設定されていない。県境の無人駅で停車する普通列車は1時間に1本と少なく、通過する特急列車の方が多い。
 かつては駅舎前にもホームが有ったらしい痕跡があり、駅舎前に線路を埋めた舗装の区分が見られる。細呂木駅の跨線橋は比較的新しく、廃止線路の上あたりに支柱が建っている。金沢駅側の駐輪場の下にホームの遺構が残っている。521系導入に際してホームが6両分嵩上げされホームにあった停車位置から離れた木造の待合室が撤去され駅名標が新しいものに交換された。嵩上げされないホームは段差があり立入禁止となっている。
 JR西日本は2011年3月で、細呂木駅の利用者が少ないこと、停車する全列車にトイレが設置されていること、くみ取り式を水洗にするには多額の費用が発生する事を理由にトイレを廃止したが、存続を希望するあわら市が福井駅側に新しい水洗式トイレを新築した。旧トイレの跡地は駐車場になっている。
 駅の前にJA花咲ふくい細呂木支店があり、加賀市寄りに細呂木保育所と細呂木郵便局がある。芦原温泉寄りに細呂木小学校がある。駅から約1kmのところに金津創作の森がある
線路を挟んで福井国際カントリークラブがありクラブハウスは細呂木小学校の近くにある。駅向かい側の丘の上に福井鋲螺の細呂木工場があり、駅前を通る県道153号線の入口に大きな案内板が立っている。
 訪れた9月23日は、この地区の祭礼で、駅前に御輿と樽御輿が置かれ神楽が演奏されていた。跨線橋から春日神社を見ると祭りの幟が立てられ、祝日なので鳥居に国旗が飾られていた。
 細呂木の春日神社は、もとは保曾呂伎神社で、1110(天永元)年に奈良の春日神社を合祀して、春日神社となった。県道153号線からの参道の途中に樹齢900年と伝えられる杉の大木があり、衣かけの杉と呼ばれている。


東側の市道から細呂木駅

通過した683系サンダーバード7号富山行き通過した

発車した521系237M敦賀発金沢行き

芦原温泉駅側からホーム

ホームから牛ノ谷駅方向

ホームから芦原温泉駅方向

福井方面ホーム駅名標

金沢方面ホーム駅名標

ホームの柱用駅名標

金芦原温泉駅側端からホーム

金沢方面ホーム

福井方面ホーム

東側の市道から跨線橋

跨線橋通路

跨線橋通路から牛ノ谷駅方向

跨線橋通路から芦原温泉駅方向

駅舎からホーへの出入口

駅舎待合室

あわら市が設置した水洗トイレ

跨線橋階段前からホーム

駅舎前からホーム

柱用駅名標

ホーム立入禁止部分

ホームの積雪標柱

列車接近警告表示機

芦原温泉駅側から跨線橋

ホームの跨線橋階段

ゴミ箱は跨線橋の通路に

跨線橋通路からホーム

跨線橋通路から駅舎側

跨線橋階段から駅舎側

ホームから駅舎へ

入口の切符・運賃箱と運賃表

駅舎の時刻表

駅舎の運賃表

駅舎の入口

牛ノ谷駅側の駐輪場

芦原温泉駅側の駐輪場

駅前のJA花咲ふくい細呂木支店

県道153号線芦原温泉駅方向

県道153号線国道8号線方向

県道153号線の福井鋲螺入口

東側の市道からホームの段差

駅前で神楽を演奏

跨線橋から春日神社

跨線橋から 衣かけの大杉

福井鋲螺本社

取替えられた無人駅用駅名標 2006/11/05

ホームにあった待合室 2006/011/05

通過した681系特急大阪行き 2006/11/05

到着する521系G04+M1編成金沢行き

停車中の521系M2編成福井行き

通過する683系特急大阪行き

到着する521系M2編成福井行き

到着する521系G15+M14編成金沢行き

通過する683系特急富山行き