最終更新日:2019/11/25
最終取材日:2014/03/12

かみだき
路線:富山地方鉄道上滝線
大庄  上滝 → 大川寺
所在地:富山県富山市中滝260-1

上滝駅舎

到着する14760系電鉄富山行き
 上滝駅は上滝線の前身の富山県営鉄道が上滝まで開通した1921
(大正10)年4月25日に開業した。富山県営鉄道は富山県が常願寺川
の治水と電源開発を行うことになったため設立された。開通時は貨物輸
送中心の蒸気運転だったが1927年に600Vで電化され、粟巣野ま
で開通時に600Vから1500Vに昇圧された。
 片面ホームで平日の6時30分から20時まで依託駅員が配置されて
いる。ホームはどこから見ても島式ホームでかつては交換可能駅だった
反対側には貨物ホーム跡も残っている。撤去された線路跡は駅舎、駐輪
場、道路になっている。
 現在の駅舎は1958(昭和33)年4月21日に改築されたもので線
路もその時撤去されたらしい。駅前は変則交差点になっている。駅近く
には富山市大山総合行政センター、大山文化会館、上滝中学校上滝小
学校
がある。
 上滝地区の住民でつくる「上滝線を愛する会」が毎年、上滝駅にイル
ミネーションを灯している。「駅を気持ちよく使ってほしい」という願
いを込め、会員がボランティアで実施している。ほかにも季節ごとに駅
舎内を手芸品で飾り付けるなど地域の賑わ いづくりに一役かっている。 上滝駅を愛する会は、富山地方鉄道上滝線の活性化を目指し、駅周辺
の清掃や草刈りなどを行っている。ライトアップは2008年から実
施、通勤・通学客に好評なため、12月中旬から1月末まで青色のLE
D650個を設置し日没から早朝まで駅の屋根を華やかに飾っている。
 駅開業時は上滝町だった。1889年(明治22)年4月1日の町村制
施行からの町で、町の玄関口だった。上滝町は1955(昭和30)年1
月1日に付近の大山村、大庄村、福沢村と合併して大山町となった。平
成17年4月1日に八尾町、婦中町、大沢野町、山田村とともに富山市
に合併し上新川郡と婦負郡が消滅した。
 大川寺駅側の踏切を渡って県道43号線行くと常願寺川左岸を立山駅
まで行くことができる。新町地区からは対岸の尖山や立山を見ることが
できる。(河川の右岸・左岸は上流側から見ての呼称)
  

大庄駅側端からホーム

発車した10030系電鉄富山行き

県道43号線から尖山と立山

県道43号線から横江堰堤

ホームから電鉄富山駅方向

ホームから岩峅寺駅方向

駅名標

電鉄富山駅側からホーム

待合室付近からホーム

ホームから駅舎入口

改札口

駅舎の待合室

窓口と券売機

ホームへの階段

ホームの待合室

ホームの待合室内部岩峅寺側

ホームの待合室内部電鉄富山側

貨物ホーム跡

ホーム入口からトイレ

券売機と運賃表

駅舎入口 緑の箱は除雪用具入れ

駅銘板

岩峅寺駅側の駐輪場

電鉄富山駅側の駐輪場

踏切傍の駐輪場

パークアンドライド駐車場

パークアンドライド駐車場案内板

線路と並行する市道

ホームから富山市立上滝中学校

県道35号線短絡路の市道踏切

踏切から岩峅寺駅方向

踏切から上滝駅

駅前のロードイン高木ストア

駅前から県道35号線富山駅方向

駅前から県道35号線岩峅寺方向

富山県道180号上滝停車場線

駅前の和菓子店・寺島清月堂

到着する14760系電鉄富山行き

発車した14760系電鉄富山行き

発車した10030系電鉄富山行き

到着する14760系岩峅寺行き

発車した17480系電鉄富山行き

発車した17480系電鉄富山行き