最終更新日:2017/05/04
最終取材日:2013/04/23

つついし
路線:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン
名立  ←  筒石  →  能生
所在地:新潟県糸魚川市仙納字大谷928

筒石駅舎

到着する413系富山行き
 筒石駅は国鉄信越線の名立−糸魚川間が開通した1912(大正元)年
12月16日に開業した。1913年4月1日に直江津−糸魚川間が北
陸本線に編入された。1969(昭和44)年10月1日に北陸本線の複
線電化で新線移行となり筒石駅も現在地に移転しトンネル内の駅となっ
た。
 ホームは2面2線で駅舎からの階段に近い方が直江津方面で、そこか
ら100m糸魚川側が糸魚川方面となっている。トンネル断面が狭いた
め、ホームは千鳥配置となっている。
 JR西日本の時は保安確保のための有人駅でJR西日本金沢メンテッ
クへ業務委託されており、駅員5名が24時間交代で勤務している。日
中は2名の駅員が配置されている。訪れた時はJR西日本OBらしい男
性駅員と女性駅員の2名が勤務されていた。慣れているとは言え、列車
到着毎に290段の階段を上り下りするのは大変である。
 2015年3月14日に北陸新幹線長野−金沢間開業により、えちご
トキめき鉄道に移管された。移管後もJR西日本金沢メンテックの駅員
が配置されているが、終日1人勤務となり、ホームでの安全確認が優先
されるため、7時〜19時の窓口営業時間内でも列車が発着する前後は
出札窓口の営業を休止する。
 観光目的で訪れ入場券を購入した人やフリー乗車券で利用した人に、
入坑・入場証明書が配布されていた。
  
 2019年3月16日から無人駅となり、無人化後は来駅記念を糸魚
川駅・能生駅・直江津駅の窓口で販売している。来駅記念入場券は駅を
解説した台紙に大人140円、小人70円がセットされ210円となっ
ている。
 駅のある頸城トンネルは北陸本線では北陸トンネル13,870mに
次いで長い11,353mで、能生駅と名立駅の間はすべてトンネルと
なっている。両駅のホームからトンネルの入口が見える。
 駅舎前に8台規模のパークアンドライド駐車場と駐輪場があり、5台
の車が駐まっていたが、駐輪場に自転車はなかった。自転車で筒石の集
落から坂道をここまで登るのは大変で、自転車利用の場合は国道8号線
を走る頸城自動車バスを利用するのか、筒石の磯部中学校が2010年
に廃校となり、能生中学校まで通わなければならない。
 能生町は2005年3月19日に糸魚川市、青海町と合併して(新)糸
魚川市となった。次の名立駅は上越市で、筒石は糸魚川市最北端の集
落。筒石漁港、糸魚川市立磯部小学校、筒石郵便局がある。
 国道8号線と筒石駅を結ぶ市道から断層と北陸自動車道が見える。こ
の市道は筒石駅から更に登って糸魚川市仙納で県道431号線に繋がり
糸魚川市徳合に至る。徳合付近のみ2車線で他は1車線。沿線は糸魚川
ジオパークに指定されている。
 撮影にストロボ、フラッシュは使用していません。 駅名標は一部嵌
め込み合成です。

駅舎からホームへの階段

糸魚川方面ホーム

筒石駅付近の市道から断層

筒石駅付近の市道から北陸自動車道

糸魚川方面ホームから名立駅方向

糸魚川方面ホームから能生駅方向

糸魚川方面ホーム駅名標

直江津方面ホーム駅名標

柱用駅名標

壁用駅名標

直江津方面ホーム

糸魚川方面ホーム

糸魚川方面ホームの出入口

糸魚川方面ホームの待合室

糸魚川方面ホームの待合室のベンチ

待合室の時刻表(JR西日本)

跨線通路から糸魚川方面待合室

跨線通路 この先糸魚川方面ホーム

跨線通路の案内板

直江津方面ホーム案内板

跨線通路から直江津方面待合室

直江津方面ホーム待合室

直江津方面待合室から跨線通路へ

通風口

階段から駅舎方向

駅舎側から通風口方向

駅舎から階段降り口

階段側の駅舎入口

改札口

窓口

駅舎待合室

待合室の時刻表

窓口上の運賃表

駅舎入口の銘板

市道へ通じる道路

市道脇の筒石駅案内板

国道8号線付近から筒石漁港

駅舎入口

能生駅ホームから頸城トンネル口

名立駅ホームから頸城トンネル口

発車した413系富山行き