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路面電車 乗降時には車を停止 チラシでドライバーに呼び掛け
 万葉線株式会社と高岡警察署、高岡市などは12月13日、高岡市の片原町電停でドライバーにチラシを配り、交通ルール順守を呼び掛けた。年末の
交通安全県民運動(11〜20日)に合わせ、初めて合同で実施した。
 道路交通法では、乗客の乗降のため路面電車が停車している時は、車両は乗客が乗降して道路を横断し終わるまで後方で停止しなければならないと定
めている。
 この日は各団体から10人が参加。ドライバーにチラシや使い切りカイロを手渡し、「協力お願いします」と呼び掛けた。

片原町電停でドライバーに啓発チラシを配る参加者             安全島・ホームを設置できない片原町電停
掲載日:2021/12/15         
    
万葉線に揺られ、熱々おでんと地酒
 万葉線の冬の恒例企画「新酒おでん電車」の運行が12月10日、始まった。乗客は新型コロナウイルスの感染防止対策を取り、地酒と熱々のおでん
を味わった。
 新型コロナの影響で昨シーズンは中止された。この日は、市民ら20人が飛沫(ひまつ)を防ぐアクリル板越しに日本酒で乾杯。ダイコンやこんにゃ
くなどを食べながら、会話を楽しんだ。
 高岡市の水越益夫さんは「みんなでおでんを食べるのを楽しみにしているだけに、電車に乗れてうれしい」と話した。

おでんと地酒を味わう乗客  高岡市末広町を走るデ7071車内         大活躍!幹事の水越さんと万葉線女性社員  純米吟醸琳青苗加屋
掲載日:2021/12/15
    
中新湊−海王丸駅間でレール交換
 万葉線は安全性向上のため、中新湊−海王丸駅間でレール交換を実施した。9月7日から11月2日の間に10回行い、実施日は9時〜終電まで、中
新湊駅から越ノ潟駅間をバスで代行輸送した。8月30日から同社のウェブサイトなどで「時間に余裕をもって」と注意喚起を行った。
掲載日:2021/10/10
    
MLRV1001山元醸造の広告電車に
 走行系の故障で運用を離脱していたMLRV1001は営業運行に復帰後、しばらく無広告だったが8月1日から、2022年に1772(安政元)
年の創業から250年を迎える高岡市横田町2丁目で醤油、味噌を醸造、販売する山元醸造株式会社の広告トラムとなった。
 万葉線の車両はすべて広告車両となった。MLRV1000形はラッピング車が高岡市のドラえもん(1003)、JFEマテリアルの獅子舞(100
5)、サニーライブのLIB000(1006)。広告電車は山元醸造(1001)、星稜学園(1002)、三協アルミ(1004)の広告となっている。7070形は居酒屋八五郎(7071)、新湊の米田木材(7073)、テンプスタッフフォーラム(7074)、北陸コカコーラ(7075)、あか
ね会(7076)となっている。7071以外は全面広告車。

MLRV1001   高岡駅 山元醸造                      MLRV1002  六渡寺駅 星稜学園(正式名称 稲置学園)

MLRV1003 能町口−米島口間 高岡市                  MLRV1004 庄川橋梁 三協アルミ

MLRV1005 越ノ潟−海王丸間 JFEマテリアル               MLRV1006 能町口−米島口間 サニーライブ

デ7071 庄川橋梁 居酒屋八五郎                     デ7073 米島口−能町口 米田木材 

デ7074 庄川橋梁 テンプスタッフフォーラム               デ7075 庄川口−西新湊間 北陸コカコーラ

デ7076 米島口−能町口 あかね会                    デ7073 米島口 米田木材 全国城下町シンポジウム高岡大会
掲載日:2021/08/10
    
万葉線初の100万人割れ 2020年度80万4244人
 万葉線の2020年度の利用客数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年度比29.2%減の80万4244人となり、2002年の第三セク
ター移行以来初めて100万人台を割り込み過去最少だった。6月4日に運行する万葉線株式会社が発表した。
 2020年度の利用客の内訳は通学や通勤の定期利用が前年度比20.2%減の37万3956人、定期外が35.5%減の43万288人だった。コ
ロナ禍の休校措置や、高岡御車山祭(みくるまやままつり)や夏の花火大会など沿線の催しの中止が相次ぎ、台湾からのインバウンド(訪日外国人客)
もなくなったという。
 万葉線の利用客数は2014年度の125万人をピークに減少基調で推移。人口減や少子化のほか、北陸新幹線開業に伴うJRの特急廃止で高岡駅か
ら商用や観光目的での乗り継ぎの減少などの原因が考えられるという。
 コロナ禍による外出自粛で買い物や通院など高齢者の利用が依然戻らず、足元はコロナ前の2割減の水準と言い、同社は「ワクチン接種が進めば、人
の動きが戻るはず。それまで耐えながらできる取り組みを進める」としている。
 2021年3月期決算は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で輸送人員が約3割減となり、両市からの運行補助金などを加えた最終損益は3年ぶり
赤字となった。営業収益は前年比25.5%減の1億5632万円。旅客収入は30.5%減の1億2031万円。運輸雑収はネーミングライツ事業
などで広告料収入が増えた一方、グッズ販売が低調で3600万円と前年並みだった。
 経常損失は1億1581万円。運行補助金約6千万円に加え、県、両市からの新型コロナ減収支援約5千万円を受け、純損益は466万円の赤字だっ
た。水上哲代表取締役専務は「天災級の影響で苦しい経営状況だ。ワクチン接種による需要回復を期待しつつ独自の取り組みを進め利用客を100万人
台に戻すことが第一の命題だ」と述べた。値上げについては「今のところ考えていない」と語った。   掲載日:2021/06/15
    
ドラえもん・吉久こしの1日フリーきっぷ発売
 万葉線では4月6日から高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー開館5周年記念! 万葉線1日フリーきっぷを発売している。発売価格は1000
円で発売・有効期間は2022年3月31日まで限定1000部を米島口の万葉線本社と万葉線車内で発売している。タテ14cm×ヨコ10.5cm。
 4月29日から、万葉線オリジナルキャラクター「吉久こしの」が2018年1月に誕生してから3周年となるのを記念して「吉久こしの誕生3周年記念1日フリーきっぷ」発売している。発売・有効期間は2022年5月31日までで、1000部発売する価格は1部1300円。
 購入すると台紙に付いているQRコードを読み込んで、もれなく万葉線グッズがもらえる特典がある。 きっぷは見開きの縦9.5cm、横20cm で、
吉久こしのイラストや運転士の仕事などを掲載している。
 発売箇所は、万葉線車内、万葉線本社。万葉線株式会社は吉久こしの誕生3周年を記念して新グッズ10種類を順次発売する。特典の万葉線グッズ引
き換えは、2021年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された吉久地区にある、「吉久簡易郵便局」「さまのこ屋」のみとなっている。

吉久こしの誕生3周年記念1日フリーきっぷ     1日フリーきっぷの台紙                  吉久こしのグッズの一部
掲載日:2021/04/10
    
万葉線、加越能バスと提携
 今までなかった加越能バスと万葉線の提携でフリー乗車券が発売されてた。一つは高岡まちなか乗り放題1日ふりーきっぷで、万葉線は高岡駅と高岡
市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーの最寄り駅である志貴野中学校前まで、加越能バスは北陸新幹線新高岡駅から金屋町までが乗り放題で、販売価
格は大人用が500円、小学生用が250円となっている。発売箇所はあいの風とやま鉄道高岡駅2階観光案内所と新高岡駅北口の観光交流センター。
 もう一つは、6月1日から新型コロナウイルス感染拡大で全便運休となっているが、加越能バスの高山〜白川郷〜高岡線の利用者に加越能バスが発行
する乗車証明書を提示することで万葉線の1日フリーきっぷを一律200円割り引くもの。大人900円が700円、小学生450円が250円、親子
セット券1100円が900円となる。期間は2022年3月31日まで。
 2021年11月30日まで1日フリーきっぷを買うとレンタサイクル無料券を進呈するサービスが行なわれている。高岡市は1回無料、射水市は1
日無料で無料券の有効期間は高岡市2021年11月30日まで、射水市が2022年3月31日までとなっている。自転車を借りる場合は身分証明書
の提示が必要。         掲載日:2021/04/10
    
デ7075が冷房化されて出場した
 コカコーラ電車7075が冷房化されて出場したが、塗装は元のままで錆が目立つ、7075は新デザインで塗装されることになっている。
2021年10月22日撮影の画像では、塗装は更新されたがデザインは変更されていない。

冷房化されたデ7075 新吉久 2021/04                 冷房化されたデ7075 米島口 2021/10/22 
掲載日:2021/04/10               
     
万葉線沿線“推し”紹介 富山大サークル
 富山大芸術文化学部のサークル「高岡HUB(ハブ)計画」が制作していた高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線沿線の魅力をPRするガイドブッ
クが完成した。「和」をテーマに寺や神社、喫茶店などを取材し、若者目線で紹介している。
 高岡HUB計画は高岡駅を核として高岡市を活性化させようと活動。3年前には市内の沿線の飲食店や名所をテーマにした冊子を発行している。今回
は高岡、射水の両市を対象とし、沿線の神社仏閣や和風の飲食店など18カ所を取材。メンバーら10人で分担し、見どころを記事と写真、イラストで
まとめた。         掲載日:2021/04/10
     
万葉線電停すっきり 「クリーン作戦」に48人
 高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線の「電停クリーン作戦」が3月28日、各電停で行われ、参加者48人が万葉線に乗って回り、時刻表や手す
りを拭いたり、ごみを拾ったりした。
 ボーイスカウト高岡第21団ボーイ隊と路面電車と都市の未来を考える会・高岡(RACDA高岡)が毎年行っている。高岡西高校JRC部や新湊高校
ボランティア部の生徒、能町校下児童クラブのメンバーらも加わった。
 米島口電停前に集合し4班に分かれて清掃した。広小路電停の上り側では、第21団のメンバー10人が 時刻表な どをワイ パーや雑巾できれいにし
電停をほうきではいた。

広小路電停上り高岡駅方面ホームを清掃する参加者              広小路電停下り越の潟方面ホームをきれいにする参加者
掲載日:2021/03/29
     
冷房化で「コカ・コーラ電車」今春一新
 高岡、射水の両市を結ぶ路面電車・万葉線で1994年から走っている「コカ・コーラ レトロ電車」が、2月末で現在のデザインでの運行を終了する。1月17日は、同線高岡駅で「さよならイベント」があり、利用客や鉄道愛好家らが記念撮影や車両見学を楽しんだ。
 北陸コカ・コーラボトリングが、本社を置く高岡市や、射水市を走る街のシンボルとして市民に親しんでもらおうと、車両に全面広告を載せた。赤色
の車体に「コカ・コーラ」のロゴなどが描かれている。今回は、車内の冷房設備設置工事に合わせて、デザインが変更されることになった。
 高岡駅のホームには大勢の人が集まり、停車した車両を見て回り、写真撮影を楽しんだ。来場者にはコカ・コーラが配られた。車両には北陸コカ・コーラの新たなラッピングが施され、今春から運行する。同社の井辻秀剛社長は「未来に向かう明るいデザインになればいい。新しい姿を皆さんに楽しん
でほしい」と話した。
 加越能鉄道万葉線で1994年から走っている「コカ・コーラ レトロ電車」はデ7061だったが、2002年4月の万葉線第3セクター化で、廃
車予定だったデ7061から現在のデ7075に変更され、デザインも変更された。
※デ7075は冷房化されたがデザインは変更されていない。 2022/01/23

初代コカコーラ電車 高岡駅前 デ7061                   現在のコカコーラ電車 江尻駅 デ7075

射水神社でキャンペーンをPRする茶山課長ら関係者 ↓              来場者にはコカ・コーラが配られた 高岡駅  
 
万葉線に乗って初詣を 対策協議会がキャンペーン
 初詣に合わせ、路面電車・万葉線沿線の神社に用意されたクイズに答えると、抽選で景品が当たるキャンペーンが1月1日から始った。関係者が、
12月17日、高岡市の射水神社でキャンペーンをPRした。
 万葉線対策協議会(会長・高橋正樹高岡市長)が「万葉線de初詣 クイズに答えて お年玉抽選会」と銘打ち、昨年に続いて企画した。
 高岡市の同神社と高岡関野神社、射水市の西宮神社と放生津八幡宮の4カ所にクイズを記したパネルを設置。参加者は応募用紙に答えを記入し、万葉
線を降りる際に運転士に渡す。 抽選で万葉線回数券やオリジナルマスクなどが当たる。期間は2021年1月31日まで。
 この日は、関係者が射水神社で、全車両に張る疫病退散のお札を受け取った。同線の茶山英義運輸部軌道課長は「万葉線は抗菌対策や消毒を徹底して
いる。安心して乗車し、クイズに挑戦してほしい」とPRした。
掲載日:2021/02/16