2022/03/15 更新     2020     2019     2018     2017     2016    2015
あいの風とやま鉄道2022年カレンダー発売
 あいの風とやま鉄道越は、第7回あいの風とやま鉄道写真コンテストの作品を掲載した2022年カレンダーを11月1日から発売開始する。
 価格は税込み1000円で、販売箇所は、あいの風とやま鉄道本社、富山駅、小杉駅北口、高岡駅、魚津駅で、あいの風とやま鉄道ファンクラブの
会員は、ファンクラブ通信21の割引シールと引き換えに200円割引となる。観光列車「一万三千尺物語」の車内販売と、同社HPでも受け付ける。
掲載日:2021/12/01
あいの風とやま鉄道キャラクター「あいの助」グッズお披露目
 あいの風とやま鉄道は、マスコットキャラクター「あいの助」のグッズを3種類作り、9月24日の先行販売でPRした。25日から購入できる。
 路線を身近に感じてもらおうとピンバッジとキーホルダー、マスクを(いずれも500円)製作。富山駅改札横のセブン−イレブン「ハートインあい
の風鉄道富山駅店」と観光列車「一万三千尺物語」で販売する。27日からあいの風とやま鉄道本社、同社ウェブサイトでも販売。
 ホトトギスがモチーフで、4月に公募で愛称が決まったあいの助。この日のデビューに合わせ「僕のことを知ってね」と担当者を通じてアピール。
掲載日:2021/12/01
   

 

糸魚川乗入便「日本海浪漫紀行」運休

 富山県「新型コロナウイルス感染症に打ち克つためのロードマップ」における警戒レベルが8月16日(月)よりステージ3へ移行し、県外をまたぐ
移動に対して自粛が要請されため、8月21日(土)、8月29(日)に予定していた観光列車「一万三千尺物語」の特別運行「日本海浪漫紀行」を運休
とした。
 「日本海浪漫紀行」の今後の運行については、新型コロナ感染状況を鑑みながら決定するとしている。
 観光列車「一万三千尺物語」については、8月20日から出発地の富山市がまん延防止等重点措置の対象区域となったため、酒類の提供を中止して
いる。相互乗り入れだった、えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」の特別運行「越後・越中紀行」も中止となった。


毛勝連山をバックに「一万三千尺物語」                  名立駅を発車した「えちごトキめきリゾート雪月花」

掲載日:2021/12/01

 

あいの風とやま鉄道 利用者数開業以来最少 1日平均4万人下回る
 2020年度の利用者数は1137万1千人で開業以来最少となった。1日平均は3万1155人で初めて4万人台を下回った。一方、2021年
4月の定期券利用者は新型コロナウイルス流行前の2019年同月比で90%余りまで回復している。6月15日、県民会館であった利用促進協議会
で、県と同社が明らかにした。
 新型コロナの感染拡大に伴い、1日平均の利用者数は2019年度に比べ約1万人(25%)減少した。単価が高い定期外利用者が46%減となり、
運賃収入は34%減と利用者数以上に落ち込んだ。月別で見ると4、5月は緊急事態宣言に伴う休校やテレワーク推進の影響を受け、2019年度に
比べて半減した。
 駅ごとの1日平均の利用者数は、定期券、定期券以外共にほとんどの駅で減少した。一方、2018年3月に開業した高岡やぶなみ駅は、利用者数
の合計では減ったものの定期券がわずかに2019年度を上回り、日吉敏幸社長は「新駅効果が大きい」とした。
2020年度決算は、2億700万円の純損失となり、通年運行を始めた2015年度以降で初めて赤字になった。日吉敏幸社長は会合後、2022
年春に運賃を値上げするのは難しく、現状では2023年春の可能性が高いとの認識を示した。北信越の第三セクター鉄道は、4社とも2020年度
決算は赤字となっている。      掲載日:2021/07/07
     
あいの風とやま鉄道 413系廃車前イベント開催
 60年近くにわたって“地域の足”として生活を支えてきた鉄道車両「413系」の一部廃車を記念したイベントが6月5日、あいの風とやま鉄道富
山駅などで行われた。富山−泊駅間で特別運行もあり、県内外の鉄道ファンが車窓からの景色を眺めながら、思い出の車両との別れを惜しんだ。 
 国鉄時代に製造された413系車両は北陸地方の路線を走る急行として活躍し、JR西日本に引き継がれてからは普通列車となった。
 2015年に、あいの風とやま鉄道に5編成15両が譲渡され、泊−金沢駅間で運行されてきた。このうち1960年代前半から走る3両が役目を
終え、引退することとなった。
 「ありがとう413系」と銘打ったイベントには93人が参加した。富山駅では413系6両編成が特製のヘッドマークを付けて登場。ファンらは
記念撮影をした後、車両に乗り込み、富山−泊駅を約2時間かけて往復する特別ダイヤの旅を満喫した。
 413系車両に関するクイズ大会もあり、好成績を収めた人に廃車となる車両のつり革が贈られた。射水市の田中智也さん(15)は「3歳の頃から鉄
道が好きで、特に413系には強い愛着を持っていた。古い車両が減っていくのは悲しい」と残念がった。
 大阪府から参加した男性は、「413系車両に乗って北陸を旅した学生時代を思い出す」と懐かしんだ。イベントはあいの風とやま鉄道と北日本新
聞社が主催した。

廃車予定の413-7を先頭に413-10を連結した6両編成          マスコットキャラクターあいの助」     あいの風とやま鉄道ロゴ
掲載日:2021/07/07
     
あいの風とやま鉄道 マスコットキャラクター名前決定
 あいの風とやま鉄道は4月27日、同社のマスコットキャラクターの名前が「あいの助」に決まったと発表した。敬礼や方向を示すポーズなど新た
なデザインも制作し、同日から各駅でポスターの掲示を始めた。
 名前はコンセプトの「車掌業務のお手伝いをしている」から同社をサポートするとの意味合いを込めた。1〜2月に公募し、1346件 (富山県内488件、県外858件)で1004種類の応募があった。若手社員の投票結果を基に社内審議で決定した。「あいの助」は21件寄せられた。
 列車内にもポスターを掲示予定で、5月上旬以降は駅の窓口で定期券購入者や希望者に、あいの助の「初めましてシール」を無料配布する。グッズ
の制作・販売のほか、着ぐるみを作ることも予定している。      掲載日:2021/05/05
あいの風とやま鉄道 サイクルトレインの試乗会開催
 あいの風とやま鉄道は4月3日、自転車を中に持ち込める「サイクルトレイン」の試乗会を開いた。4月17日からの定期運行を前に、参加者は自
転車と一緒に乗車し、手軽な湾岸サイクリングを楽しんだ。
 東富山駅を9時26分に出発し、滑川駅からも乗車できる。泊駅で折り返し、入善駅か終点の黒部駅で降りる。2両編成で、自転車を固定するラッ
クを設けた。同社によると、サイクルトレインの定期運行は県内で初めて。
 試乗会には県や県サイクリング協会などの12人が参加。東富山駅で自転車を持ち込み、ラックに固定して出発した。
 4、5、8〜10月は毎週土日曜、6、7、11月は第2、4土日曜に一日1本運行する。11月14日まで計50本を予定。ホームページから事
前予約が必要で、定員は20人。利用料金は千円。富山湾岸サイクリングコース沿線の店など10カ所で切符を提示するとサービスが受けられる。問
い合わせは同社、電話076−444−1300。         掲載日:2021/05/05   
あいの風とやま鉄道 新型除雪車導入 1台でラッセルとロータリー
 あいの風とやま鉄道は、二つの除雪機能を備えた投排雪保守用車を初めて導入した。大雪の際に電車運行までにかかる時間の短縮が見込まれ、次の
冬から利用を開始する。3月31日、東富山駅で報道向けに披露された。
 線路上の雪を脇にどかす「ラッセル車」と、雪をかき集めて遠くに吹き飛ばす「ロータリー車」の機能を併せ持つ。今年1月を含めこれまでは大雪
が降ると、機動性のあるラッセル車が可能な範囲まで除雪して一度引き返し、その後にロータリー車が出動するという流れを繰り返して線路をきれい
にしてきた。2台の役割を1台が果たすことで、より効率的な除雪が期待される。
 2018年度に事業を始め、約3億円をかけて今月完成した。同社によると、鉄道各社の県内路線では初導入となる。東富山駅に配備され、約2年
後に県西部の駅にもう1台を設置する計画を進めている。

除雪機能を備えた投排雪保守車 新潟トランシス製  JR東日本ENR-1000同型        大きな車庫がある東富山駅
掲載日:2021/05/05
     
あいの風とやま鉄道 東富山駅東口 供用開始
 あいの風とやま鉄道の東富山駅で3月28日、整備が進められてきた東口改札の供用が始まった。同所で記念式典が行われ、駅関係者らが駅の利便
性向上を祝った。
 東口は無人改札で、ICカードに対応した簡易改札機と自動券売機が設置されている。木製ベンチのある待合スペースも設けられた。同駅の東側地
区では住宅立地化が進んでおり、鉄道の利用促進などを狙い設けた。富山市が整備した駅前広場やアクセス道路、駐輪所の供用も始まった。式では、
同社の日吉敏幸社長があいさつ、三浦良平副市長が森雅志市長の祝辞を代読した。テープカットも行われた。

東富山駅東口                               富山駅−東富山駅間の新駅名称は「新富山口」東口駅舎イメージ
掲載日:2021/05/05
     
あいの風とやま鉄道 新駅の名は「新富山口」に決定
 あいの風とやま鉄道は2021年2月17日、富山駅〜東富山駅間で整備中の新駅名称を「新富山口」と発表した。
 駅名に込められた理由は、「富山駅からほど近く、新駅周辺で新しいまちづくりが展開されることから、富山市中心市街地への新しい玄関口(ゲートウェイ)として、新駅とその周辺がこれから益々発展することを期待される」
 予定地周辺には住宅街が広がっており乗降客数は1日2,500人ほどの見込み。また、新駅周辺では富山操車場跡地(約10.4ha)の開発などが予定されており、県や富山市が行う周辺整備と連携して、新駅の設置を進めるとしている。
 新駅設置は高岡駅−西高岡駅間で2018年3月に開業した「高岡やぶなみ駅」以来のこと。新駅名称公募には787件の応募があり、様々な駅名案から選定委員会による審査などを経て決定。
 新駅は地上駅舎を東西に配置、それぞれの駅舎に自動券売機・IC簡易改札機を備えた無人改札口を設置する。ホームは相対式2面2線で、ホーム長は4両編成に対応した85m。開業は2022年3月の予定。        掲載日:2021/05/05
     
 
あいの風とやま鉄道 3月13日ダイヤ改正 朝夕増車で「3密」回避
 あいの風とやま鉄道は3月13日ダイヤ改正を行った。運行本数は現行のまま、混雑が目立つ朝夕の通勤・通学時間帯に車内の3密を避けるため、
車両を1両ずつ増やした。2両編成の521系1003を新たに導入する。
 増車したのは、6時37分富山発黒部行きなど朝を中心に5本と、16時42分富山発金沢行きなど夕方以降の5本。この他、北陸新幹線との乗り
継ぎがスムーズにできるよう、2本の富山駅の発車時間を繰り下げた。大型連休など乗車が多いと予想される時期に合わせ、年間50日ほど一部列車
で富山―金沢間を2両編成から4両編成にする。

高岡駅3番線に停車中の増車された富山行き 521系1003 AK19編成    高岡駅3番線を発車した521系1003 AK19編成富山行き
掲載日:2021/05/05
あいの風とやま鉄道 受験生を「すべらサンド」
 昨年12月11日に高岡市の高岡関野神社で、あいの風とやま鉄道の社員が作製した受験生の合格を祈願する「すべらサンド」を1月10日に富山
県内の9駅で配布した。
 ラッセル車が降雪時に滑り止めに使う砂で、受験生を「滑らさんぞ」との気持ちが込められている、1800個を用意し、富山、高岡、小杉、石動、
滑川、魚津、黒部、入善、泊の各駅で配った。
 従来、配布は駅員が手渡しで行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、無人配布となった。

高岡関野神社での作製作業                             今年は無人配布となった
掲載日:2021/05/05