2022/03/15 更新     2020      2019      2018      2017      2016     2015
あいの風とやま鉄道「新富山口駅」開業
 あいの風とやま鉄道の新駅「新富山口駅」が3月12日、富山市下冨居2丁目に開業した。富山と東富山駅の間に位置する。周辺では住宅地などの大規模開発事業が進んでおり、将来的な乗降客数は1日2500人を見込む。富山市豊田、広田地域などから市中心部へのアクセスが向上し、人の流れの
活性化が期待される。
 同社が設置する新駅は、2018年の高岡やぶなみ駅に続いて2カ所目。JR北陸線から引き継いだ県内区間では21番目の駅となる。所要時間は4
km先の富山駅まで約4分、2.6km先の東富山駅まで約3分。
 無人駅で、線路を挟んだ東口と西口に簡易自動改札機や券売機を設けた。渡線橋でホームにつながる。
 総事業費は15億4千万円。2019年12月に工事に着手し、2021年3月の完成を予定していたが、新型コロナの影響による作業の遅れなどを
受け、工期が1年延びた。
 記念式典で日吉敏幸社長が「今後の周辺開発で都市機能の向上が図られる。地域と共に発展する鉄道を目指したい」とあいさつ。駅舎前で平井隆志北
陸信越運輸局長や新田八朗知事らがテープカットした。

開業した新富山口駅。東口駅舎の前でテープカットが行われた             新富山口駅に停車した521系AK20編成 発車式     
掲載日:2022/03/15 北日本新聞から
     
3月12日ダイヤ改正 
あいの風とやま鉄道 521系新造車両導入し100%水力電気で運行

 あいの風とやま鉄道は3月12日のダイヤ改正をした。富山−東富山駅間に新駅「新富山口駅」が開業し、521系の新造車両AK20編成が導入さ
れた。混雑緩和のため、通勤・通学時間帯の1編成当たりの車両数を413系3両から521系4両に増車した。現行の運行本数は変わらない。
 1編成の車両数を増やすのは、6時19分富山発泊行き、7時24分泊発富山行き、18時8分発金沢行き、19時37分金沢発泊行き、21時42
分泊発富山行きの朝の上下線2本、夜の上下線3本。
 一方、利用客の少ない8時27分泊発富山行き、23時5分富山発黒部行きなど計6本はワンマン化する。城端線直通列車は土曜日の運転を取りやめ
る。
 糸魚川駅での新幹線への接続を改善するため、泊−糸魚川間で列車1本を新設。1時間近くあった乗り換えの待ち時間を半分ほどに短縮する。富山・高岡−糸魚川間の直通列車は2往復から1往復になる。これに代わり、えちごトキめき鉄道の直江津−糸魚川間の列車が糸魚川−泊間を延長運転する。
 521系の新造車両は北陸電力と県が創設した水力100%の電気料金メニュー「とやま水の郷でんき」でこの車両の電力を賄う。とやま水の郷でん
きは、県営水力発電所の電力を活用したメニューで、県内企業が対象。このメニューを導入することで、あいの風とやま鉄道は新造車両に伴う二酸化炭
素排出量を減らし、温暖化防止や持続可能な社会への貢献を目指す。車両は2両編成で定員は約250人。88席と補助席20席のほか、車いす利用者
に対応した洋式トイレなどを備える。ダイヤ改正の12日に、富山−東富山駅間に新設した「新富山口駅」が開業記念式典で新造車両をお披露目した。
 413系AM02編成(新北陸色)は車両検査の期限が迫っており、また、新たに増備された521系AK20編成が営業運転を開始したことから、同編成の今後の動向が注目される。昨年は413系AM04編成(青単色)が、2021年5月のさよならイベント「ありがとう413系」運転を最後に引退している。   
 
あいの風とやま鉄道2022年カレンダー発売
 あいの風とやま鉄道越は、第7回あいの風とやま鉄道写真コンテストの作品を掲載した2022年カレンダーを11月1日から発売開始する。
 価格は税込み1000円で、販売箇所は、あいの風とやま鉄道本社、富山駅、小杉駅北口、高岡駅、魚津駅で、あいの風とやま鉄道ファンクラブの
会員は、ファンクラブ通信21の割引シールと引き換えに200円割引となる。観光列車「一万三千尺物語」の車内販売と、同社HPでも受け付ける。
掲載日:2021/12/01
あいの風とやま鉄道キャラクター「あいの助」グッズお披露目
 あいの風とやま鉄道は、マスコットキャラクター「あいの助」のグッズを3種類作り、9月24日の先行販売でPRした。25日から購入できる。
 路線を身近に感じてもらおうとピンバッジとキーホルダー、マスクを(いずれも500円)製作。富山駅改札横のセブン−イレブン「ハートインあい
の風鉄道富山駅店」と観光列車「一万三千尺物語」で販売する。27日からあいの風とやま鉄道本社、同社ウェブサイトでも販売。
 ホトトギスがモチーフで、4月に公募で愛称が決まったあいの助。この日のデビューに合わせ「僕のことを知ってね」と担当者を通じてアピール。
掲載日:2021/12/01
   
 
あいの風とやま鉄道 利用者数開業以来最少 1日平均4万人下回る
 2020年度の利用者数は1137万1千人で開業以来最少となった。1日平均は3万1155人で初めて4万人台を下回った。一方、2021年
4月の定期券利用者は新型コロナウイルス流行前の2019年同月比で90%余りまで回復している。6月15日、県民会館であった利用促進協議会
で、県と同社が明らかにした。
 新型コロナの感染拡大に伴い、1日平均の利用者数は2019年度に比べ約1万人(25%)減少した。単価が高い定期外利用者が46%減となり、
運賃収入は34%減と利用者数以上に落ち込んだ。月別で見ると4、5月は緊急事態宣言に伴う休校やテレワーク推進の影響を受け、2019年度に
比べて半減した。
 駅ごとの1日平均の利用者数は、定期券、定期券以外共にほとんどの駅で減少した。一方、2018年3月に開業した高岡やぶなみ駅は、利用者数
の合計では減ったものの定期券がわずかに2019年度を上回り、日吉敏幸社長は「新駅効果が大きい」とした。
2020年度決算は、2億700万円の純損失となり、通年運行を始めた2015年度以降で初めて赤字になった。日吉敏幸社長は会合後、2022
年春に運賃を値上げするのは難しく、現状では2023年春の可能性が高いとの認識を示した。北信越の第三セクター鉄道は、4社とも2020年度
決算は赤字となっている。      掲載日:2021/07/07
     
あいの風とやま鉄道 413系廃車前イベント開催
 60年近くにわたって“地域の足”として生活を支えてきた鉄道車両「413系」の一部廃車を記念したイベントが6月5日、あいの風とやま鉄道富
山駅などで行われた。富山−泊駅間で特別運行もあり、県内外の鉄道ファンが車窓からの景色を眺めながら、思い出の車両との別れを惜しんだ。 
 国鉄時代に製造された413系車両は北陸地方の路線を走る急行として活躍し、JR西日本に引き継がれてからは普通列車となった。
 2015年に、あいの風とやま鉄道に5編成15両が譲渡され、泊−金沢駅間で運行されてきた。このうち1960年代前半から走る3両が役目を
終え、引退することとなった。
 「ありがとう413系」と銘打ったイベントには93人が参加した。富山駅では413系6両編成が特製のヘッドマークを付けて登場。ファンらは
記念撮影をした後、車両に乗り込み、富山−泊駅を約2時間かけて往復する特別ダイヤの旅を満喫した。
 413系車両に関するクイズ大会もあり、好成績を収めた人に廃車となる車両のつり革が贈られた。射水市の田中智也さん(15)は「3歳の頃から鉄
道が好きで、特に413系には強い愛着を持っていた。古い車両が減っていくのは悲しい」と残念がった。
 大阪府から参加した男性は、「413系車両に乗って北陸を旅した学生時代を思い出す」と懐かしんだ。イベントはあいの風とやま鉄道と北日本新
聞社が主催した。

廃車予定の413-7を先頭に413-10を連結した6両編成          マスコットキャラクターあいの助」     あいの風とやま鉄道ロゴ
掲載日:2021/07/07
     
あいの風とやま鉄道 マスコットキャラクター名前決定
 あいの風とやま鉄道は4月27日、同社のマスコットキャラクターの名前が「あいの助」に決まったと発表した。敬礼や方向を示すポーズなど新た
なデザインも制作し、同日から各駅でポスターの掲示を始めた。
 名前はコンセプトの「車掌業務のお手伝いをしている」から同社をサポートするとの意味合いを込めた。1〜2月に公募し、1346件 (富山県内488件、県外858件)で1004種類の応募があった。若手社員の投票結果を基に社内審議で決定した。「あいの助」は21件寄せられた。
 列車内にもポスターを掲示予定で、5月上旬以降は駅の窓口で定期券購入者や希望者に、あいの助の「初めましてシール」を無料配布する。グッズ
の制作・販売のほか、着ぐるみを作ることも予定している。      掲載日:2021/05/05
あいの風とやま鉄道 サイクルトレインの試乗会開催
 あいの風とやま鉄道は4月3日、自転車を中に持ち込める「サイクルトレイン」の試乗会を開いた。4月17日からの定期運行を前に、参加者は自
転車と一緒に乗車し、手軽な湾岸サイクリングを楽しんだ。
 東富山駅を9時26分に出発し、滑川駅からも乗車できる。泊駅で折り返し、入善駅か終点の黒部駅で降りる。2両編成で、自転車を固定するラッ
クを設けた。同社によると、サイクルトレインの定期運行は県内で初めて。
 試乗会には県や県サイクリング協会などの12人が参加。東富山駅で自転車を持ち込み、ラックに固定して出発した。
 4、5、8〜10月は毎週土日曜、6、7、11月は第2、4土日曜に一日1本運行する。11月14日まで計50本を予定。ホームページから事
前予約が必要で、定員は20人。利用料金は千円。富山湾岸サイクリングコース沿線の店など10カ所で切符を提示するとサービスが受けられる。問
い合わせは同社、電話076−444−1300。         掲載日:2021/05/05   
あいの風とやま鉄道 新型除雪車導入 1台でラッセルとロータリー
 あいの風とやま鉄道は、二つの除雪機能を備えた投排雪保守用車を初めて導入した。大雪の際に電車運行までにかかる時間の短縮が見込まれ、次の
冬から利用を開始する。3月31日、東富山駅で報道向けに披露された。
 線路上の雪を脇にどかす「ラッセル車」と、雪をかき集めて遠くに吹き飛ばす「ロータリー車」の機能を併せ持つ。今年1月を含めこれまでは大雪
が降ると、機動性のあるラッセル車が可能な範囲まで除雪して一度引き返し、その後にロータリー車が出動するという流れを繰り返して線路をきれい
にしてきた。2台の役割を1台が果たすことで、より効率的な除雪が期待される。
 2018年度に事業を始め、約3億円をかけて今月完成した。同社によると、鉄道各社の県内路線では初導入となる。東富山駅に配備され、約2年
後に県西部の駅にもう1台を設置する計画を進めている。

除雪機能を備えた投排雪保守車 新潟トランシス製  JR東日本ENR-1000同型        大きな車庫がある東富山駅
掲載日:2021/05/05
     
あいの風とやま鉄道 東富山駅東口 供用開始
 あいの風とやま鉄道の東富山駅で3月28日、整備が進められてきた東口改札の供用が始まった。同所で記念式典が行われ、駅関係者らが駅の利便
性向上を祝った。
 東口は無人改札で、ICカードに対応した簡易改札機と自動券売機が設置されている。木製ベンチのある待合スペースも設けられた。同駅の東側地
区では住宅立地化が進んでおり、鉄道の利用促進などを狙い設けた。富山市が整備した駅前広場やアクセス道路、駐輪所の供用も始まった。式では、
同社の日吉敏幸社長があいさつ、三浦良平副市長が森雅志市長の祝辞を代読した。テープカットも行われた。

東富山駅東口                               富山駅−東富山駅間の新駅名称は「新富山口」東口駅舎イメージ
掲載日:2021/05/05
     
あいの風とやま鉄道 新駅の名は「新富山口」に決定
 あいの風とやま鉄道は2021年2月17日、富山駅〜東富山駅間で整備中の新駅名称を「新富山口」と発表した。
 駅名に込められた理由は、「富山駅からほど近く、新駅周辺で新しいまちづくりが展開されることから、富山市中心市街地への新しい玄関口(ゲートウェイ)として、新駅とその周辺がこれから益々発展することを期待される」
 予定地周辺には住宅街が広がっており乗降客数は1日2,500人ほどの見込み。また、新駅周辺では富山操車場跡地(約10.4ha)の開発などが予定されており、県や富山市が行う周辺整備と連携して、新駅の設置を進めるとしている。
 新駅設置は高岡駅−西高岡駅間で2018年3月に開業した「高岡やぶなみ駅」以来のこと。新駅名称公募には787件の応募があり、様々な駅名案から選定委員会による審査などを経て決定。
 新駅は地上駅舎を東西に配置、それぞれの駅舎に自動券売機・IC簡易改札機を備えた無人改札口を設置する。ホームは相対式2面2線で、ホーム長は4両編成に対応した85m。開業は2022年3月の予定。        掲載日:2021/05/05
     
 
あいの風とやま鉄道 3月13日ダイヤ改正 朝夕増車で「3密」回避
 あいの風とやま鉄道は3月13日ダイヤ改正を行った。運行本数は現行のまま、混雑が目立つ朝夕の通勤・通学時間帯に車内の3密を避けるため、
車両を1両ずつ増やした。2両編成の521系1003を新たに導入する。
 増車したのは、6時37分富山発黒部行きなど朝を中心に5本と、16時42分富山発金沢行きなど夕方以降の5本。この他、北陸新幹線との乗り
継ぎがスムーズにできる
よう、2本の富山駅の発車時間を繰り下げた。大型連休など乗車が多いと予想される時期に合わせ、年間50日ほど一部列車で富山―金沢間を2両編
成から4両編成にする。

高岡駅3番線に停車中の増車された富山行き 521系1003 AK19編成    高岡駅3番線を発車した521系1003 AK19編成富山行き
掲載日:2021/05/05
あいの風とやま鉄道 受験生を「すべらサンド」
 昨年12月11日に高岡市の高岡関野神社で、あいの風とやま鉄道の社員が作製した受験生の合格を祈願する「すべらサンド」を1月10日に富山
県内の9駅で配布した。
 ラッセル車が降雪時に滑り止めに使う砂で、受験生を「滑らさんぞ」との気持ちが込められている、1800個を用意し、富山、高岡、小杉、石動、
滑川、魚津、黒部、入善、泊の各駅で配った。
 従来、配布は駅員が手渡しで行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、無人配布となった。

高岡関野神社での作製作業                             今年は無人配布となった
掲載日:2021/05/05