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7076冷房化完了
 定期検査で入庫していた7076号が冷房化されて出場した。次の全般検査2025年12月で今回は全般検査ではない。試運転後、営業運転に復
帰した。これで万葉線の冷房化率は100%となった。
 現在、導入時に脱線事故が多発した1002号が台車を外され、車両検修庫の隣に置かれている。国内で修理できないらしく、同型を使用している
富山地方鉄道富山港線でも台車が外されている車両がある。新潟トランシスのサポート体制に問題があり、福井鉄道は4両で同型の導入を打ち切り、
国産車両に切り替えている。

検修庫の7076号                            営業運転で走る7076号  米島口駅
掲載日:2023/04/04
   
万葉線3月26日全線100円・石焼きすぃ〜とポテトラム・電停清掃
 富山の地元活性化に向けた活動をしている「富山の若いもんチーム」(代表:矢野海生さん)と万葉線対策協議会が協力し、万葉線沿線を盛り上げる
ため、自家製の石焼き芋器で万葉線の線路の石を使った石焼き芋や、じゃがバターを販売した。 3月25日〜26日10:00〜15:00に万葉線
西新湊駅前で開催した「万葉線石焼きすぃ〜とポテトラム」で販売した。 石焼き芋は午前中に完売となり、午後はじゃがバターのみの販売となった。
 この日は「春のおでかけ万葉線100円DAY」の実施日で、 全区間1乗車100円で乗車できた。4月1日〜2日の「高岡桜まつり」期間中にも
実施された。大人、子供とも100円、現金のみの扱いだった。 マイカーに頼り切りで電車に乗る習慣が無いので良い試みだ。空気を運ぶより100
円でも人を運んだほうが良い。ICOCA導入までの期間、休日は総て全線100円にしても収入は変わらないのではないか。
 運転士は回数券を出す人に「回数券だと正規の運賃ですが現金だと100円です」と説明していた。もちろん、回数券を選ぶ人は誰もいなかった。
3月26日は、ボーイスカウト高岡第21団ボーイ隊と、公共交通考える会RACDA高岡が毎年行っている「電停クリーン作戦」も行われた。今年
で13回目だが雨になったのは初めて、4班に分かれて屋根のある部分を中心に、参加者43人が電車を乗り降りしながら、時刻表や手すりを拭いたり、 ごみを拾ったりした。新湊高校の生徒会やボランティア部の生徒も協力した。
 終了後は、万葉線本社隣の三協自動車さんの作業場を借りてRACDA高岡が提供したうどんを食べてから解散した。

富山の若いもんチーム自家製の石焼き芋器と西新湊駅前で販売したポテトの袋に貼られていたシール

ドラえもんトラムの全区間運賃100円の案内                各電停に置かれた電停清掃用の水
掲載日:2023/04/04
   
クイズ通してカナダ学ぶ 万葉線の車両で「国際交流電車」
 3月18日、外国の文化に親しむイベント「国際交流電車」が万葉線で行われ、市内外の15人がカナダについて学んだ。
 高岡市地域おこし協力隊の尹俊赫(ユンジュンヒョク)さん(韓国出身)が企画し、韓国編に続く第2弾。市国際交流員でカナダ人のウェイジア・ジュ
ウさん(28)が講師を務めた。
 参加者は高岡駅からカナダ国旗が飾られた電車に乗り、国にちなんだクイズを楽しんだ。米島口駅で降り、運行する万葉線株式会社で北米大陸北部
の少数民族伝統ののお守り「ドリームキャッチャー」作りを体験した。高岡駅へ戻る電車内では、カナダ名物のアイスワインを味わった。
ムズムズくんから離れた赤鬼、青鬼に豆まきする園児            万葉線電車内でカナダにちなんだクイズを楽しむ参加者
園児を招待して恒例の万葉線に福を呼び込む鬼退治ツアー
 万葉線に福を呼び込む「万葉線鬼退治ツアー」が1月30日万葉線であり射水市の大島南部、放生津の両保育園の年長児26人が豆まきを楽しんだ。
 両市と万葉線でつくる万葉線対策協議会が3年ぶりに行った。園児は射水市の西新湊駅から電車に乗り、クイズを楽しんだり、豆まきの歌を口ずさ
みながら高岡市の米島口電停に向かった。
 米島口電停に隣接する車庫では暴れん坊鬼になった射水市のキャラクター・ムズムズくんや赤鬼、青鬼が登場した。園児たちは福の神のお面を着け、
「鬼は外、福は内」の掛け声とともに元気よく豆を投げた。最後は鬼と仲良くなって、一緒にダンスを踊った。
掲載日:2023/04/04
   
ドラえもんトラム運行再開
 車両の定期検査に伴い昨年11月から運休していた万葉線のラッピング車両「ドラえもんトラム」が1月26日、運行を再開し、高岡、射水の両市
に夢のある電車が走る風景が戻ってきた。
高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」のャラクターがデザインされた車両。動力装置やブレーキなど主要部分を分解
してチェックする8年に1度の「全般検査」に伴い運休していた。併せて車内外のラッピングを更新。デザインに変更はない。万葉線鰍ノよると運休
期間中、熱心なファンから「車庫に行けば見られるか」といった問い合わせが多かったといい、担当者は「お待たせしました。また乗車を楽しんでも
らえればうれしい」と話した。
 運行再開に合わせ、運行会社は28日に万葉線高岡駅のホームでプレゼンが配られた。ドラえもんトラムの自由帳とクリアファイルのセットで9時
30分、11時15分発に乗る人各50組に手渡された。

運行を再開したドラえもんトラム   庄川口駅−西新湊駅間          ドラえもんトラムの自由帳とドラえもんトラムクリアファイル
掲載日:2023/04/04
   
万葉線相次いでトラブルに見舞われる
 1月9日13時30分ごろ、高岡、射水両市を結ぶ万葉線の送電設備が故障し約3時間10分にわたり全線運休した。この間万葉線はバスで代行輸
送を行った。
 運行再開後、一部の電車に15分ほどの遅れが生じたが、17時15分ごろ通常運行に戻った。万葉線によると、庄川に架かる鉄橋の上にある送電
線で、電気を絶縁する部品の「碍子」が割れていた。
 万葉線は1月11日13時26分ごろから、射水市八幡町にある新湊中学校東側の線路内に「軽乗用車が入り込み、立ち往生している」と運転士や
警察から連絡があり、射水市の中新湊ー越ノ潟間で区間運休した。
 警察によると、運転していたのは高齢の男性で怪我はなく、男性はブレーキとアクセルを踏み間違えて、そのまま線路に突っ込んだ。この事故のた
め万葉線は、中新湊−越ノ潟間でバスによる代行輸送を行い、15時43分から通常ダイヤでの運行を再開した。

中新湊駅で2時間以上停車していた高岡方面行きの車両(MLRV1001)       線路上で立ち往生する軽乗用車 画像:北日本新聞から 

万葉線庄川橋梁を渡る7075越ノ潟行き                        万葉線庄川橋梁の送電線と碍子(上)
掲載日:2023/01/15